やるべき事は!マーケティングとイノベーション  

便利な美容室から脱却し、無くなったら困る不存在デメリットのサロンを創るブログ

長期繁栄店を創る 第2回 客観的に見る

こんにちは〜
第1回からの続きです。
 
美容室のような人の技術が商品である場合
 
「良いモノを安く提供する」ことは
『優秀な社員を安く売る』ことだ
 
と前回書きました。
 
私が髪質改善というシステムを
取り入れようと思ったきっかけは
ある講習でした。
 
講師の先生は、繁栄店の経営者
当時のうちの店の
3倍の料金を取っているお店でした。
こんな話をして頂きました。
 
一杯100円のラーメンと1000円のラーメン
100円でもまずいと二度と食べたくない!
1000円でも美味しいものは、
高いけど食べに行きたい。
 
 
 
講習後自分なりに考えて
 
100円のお店は、
厳しいな〜
薄利多売の体力勝負
心身ともに疲れて
サービスどころじゃない。
笑顔なんか作れない。
病気になる。
将来不安。
原材料上がったらどうなる?
 
掃除も大変だな
店も汚くなる
 
100円と1000
同じ満足度なら100円は
圧倒的に流行る。
 
100円と300円ならどうだ?
 
値段の中には、材料や人件費や
その他広告やいろんな経費が含まれます。
 
・もっと良いもの作る研究開発費
 
・身体とやる気を維持するための福利厚生
 
・安心して長く働くための保険や貯金 
 
 
 
忙しいと掃除も大変だけど
外注業者を頼むお金もない。
 
10年もすればお店も古くなる。
 
将来性や夢を叶えようと思えば
そのお金も含まれる。
 
物価も上がだろうし。
 
 
 
1000円の店が1100に値上げするのと
100円の店が200円にするのとでは大違い。
10円の値上げが妥当かな?
なんの意味もなさそう。
 
長々書きましたが、
こんなことを当時考えたのです。
 
長期繁栄すると言う事は
ブランドになることです。
 
お客側の視点で見ると
ブランド=安心 
ですよね。
 
安全や清潔、
上質のクウォリティー
それを維持し続ける料金
取られているのは承知の上
と言う事です。
 f:id:yhasegawa:20131120100417j:plain
(写真 )50年の歴史あるヘッドスパ専門店
ルネ・フルトレール パリ本店(全個室)

頭皮診断とカウンセリング,ヘッドスパ,シャンプーブローで

1時間2万円。 2ヶ月先まで予約満員でした。