やるべき事は!マーケティングとイノベーション  

便利な美容室から脱却し、無くなったら困る不存在デメリットのサロンを創るブログ

美容室廃業や倒産する前に! Aさんの事例

私の周りの、経営危機を乗り越えて
見事に、復活を遂げた経営者たちの話です。
参考になるんじゃないかと思います。
 
Aさん
(美容室経営者 当時36歳)
15坪の美容室を経営されていました。
自分も含めスタッフ3名
(技術者2名、アシスタント1名)
 
7年間経営する美容院は居抜きで借りたので
店舗は老朽化し、経費を差し引くと
20万くらいしか残らない。
 
奥さんと3人の子供(小学生)
奥さんもパートに行っていましたが、
食べていくのがやっとでした。
 
廃業も考えたのですが
どうしても店舗を残したいと思っていました。
 
美容室経営をもう一度やり直したいが
近隣にオシャレな美容室が次々に出店
改装費どころか修繕費もない。
 
縮毛矯正には自信があるが
広告するにももお金が無い
広告の知識も無い。
 
そこで、なにをしたかというと
 
アシスタントのスタッフに
事情を話して、辞めてもらった。
 
その時、次の就職先を一緒に探して
必ず復活するから
給料払えるようになったら
呼び戻すからと言ったそうです。
 
新しい就職先がそのスタッフに合えば
帰って来なかったでしょうが
実際、数年後に帰ってきたのです。
 
 
もう人入りの技術者にも事情を話し
予約制にして
一人で店を開けてもらうことにした。
 
自分は一番お客様の多い時間帯だけ
店で働き
(朝すこし遅めに出勤し
昼すぎま働く)
 
夕方からは、タオル工場にバイトに行った。
 
夕方から5、6時間のバイトだけど
時給も高く
半年もしたら
貯金する余裕も出て来たそうです。
 
そのタオル屋の社長と話す機会があり
自分の現状を話すと
相談にのってくれるようになり
商売について
いろんな勉強できたとそうです。
 
今でもお中元とお歳暮を持って行くと言ってました。
 
 
1年半くらいで
お金も貯めて、
お店をプチ改装し
「ストレート専門店として生まれ変わり」
その1年後には
地域で一番の繁栄店になっていたのです。
 
 
 
八方ふさがりになった時って
考えが狭くなります。
 
外の世界に出ることで
新しい価値観が生まれて
自分のビジネスに活かせるんですね。
 
バイトに行ったことで
資金面で経営を安定させるだけでなく
自分の商売を客観的に見て
経営の勉強をしたのです。
 
広告もその時に勉強したそうです。
 
 
 
 
明日つづき書きます