やるべき事は!マーケティングとイノベーション  

便利な美容室から脱却し、無くなったら困る不存在デメリットのサロンを創るブログ

定義が陳腐になる時がきっと来る!

今日はイノベーションの話です。

一昨日のマネジメント講習の題材でした。

ブログ書きながら、自分で学べる

講習しながらまた学ぶ。

効率いい感じです。(笑)

 

では本題。

イノベーションとは創造的破壊と言う意味です。

「革新的アイデア」「新陳代謝」

「新しい価値」「新しい捉え方」

「新しい切り口」等.

 

今回は、時代によって変わっていく

新しい価値観のことについてです。

 

‘’長期繁栄店は常にこのイノベーションをしている。‘’

 

当たり前ですが、

時代に取り残されると繁栄しないのです。

 

 

ドラッガーがこんなこと言っていました。

激動の時代に入った今日

これまで順調だった順風満帆に見えた企業が

突然危機に綿糸、低迷し、挫折する。

企業でない組織でも起こっている。

 

マネジメントの方法が急に下手になったのではない。

これまでの事業が時代遅れの間違ったものになったにすぎない。

なぜか。事業の定義が陳腐化したのだ。

 =ドラッカー

 

自らの事業について一貫したぶれない定義を持つことは

組織に不可欠なわけです。

 

しかし

 

事業の定義は時代とともに陳腐になるのですね。

定義の見直しがカギなのです。

 

定義とはなにか?

使命ではなく。

理念とも違う。

 

定義と使命や理念とは

↓こんな感じでしょうか?

 

例)

昭和初期のA美容室

 

使命「女性を綺麗にすることで、喜んでもらう」

 

理念「確かな技術と真心サービス」

 

定義「ピンを使わずアップにする技術」←あるのか?(笑;

 

ところが時代が変わって

西洋から新技術デンパツ(電気パーマ)

が入って来て

 

このくらいまではまだ通用するけれど

 

やがてコールドパーマ(現在の冷たい液のパーマ)

が入ってきて。

洗いっぱなしのソバージュ(ウェーブ)や

 

サスーンカットが入ってきて

カット&ブローの時代が!!!!

 

この頃にはもはや

A美容室の定義は

チンプ(陳腐)になるのです。

 

この美容室の使命は時代が変わっても

通用していますが、

定義は時代に乗り遅れています。

 

時間と共に世の中の価値観も変わります。

 

私が美容師になったころ

10年で技術が変わると言われていました。

新しい技術を習得していかないと遅れて行くわけです。

今や5年くらいじゃないでしょか?

 

 

使命や理念も大きな時代の波がやって来た時

使命を完了する日が来るかもしれません。

 

最近一番気になっているのが

3Dプリンターです。

時代が動く予感がします。

定義が陳腐になる会社や

使命を終える会社が

続々出るのじゃないかと思います。

 

3Dプリンターでオーダーメイドの

完璧なカツラができたらとか

いろいろ考えます。

 

生き残るためには、

世の中を冷静に見つめ

定期的に自分たちの立ち位置を確認すること

そして

定義を見直すことです。

 

 

実際どうやる?

 

こんなことやっています。

質問を定期的にしています。

「うちの店って世の中に必要か?この先も必要とする人いるのか?」

「お客様はうちが無くなっても、隣の店でいいんじゃないの?」

 

 

(まとめ)

常にイノベーション

新鮮でいることが

生き残っていく、繁栄しつづける

組織の秘訣。

 

 

陳腐な定義でも

ガラパゴス化すると

生き残る可能性はあります。

 

私は嫌だけど(笑)

 

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(写真)ロンドン・アイの近くにあった

ダリの彫刻。とろけるチーズみたいな時計。

時間に飲み込まれる感じが今日のブログのイメージ。