繁栄店を作るには「きっかけ」を作れ?
8年前、お店にファックスが届いて、美容室向けの経営講習に参加しました。
主催者はコンサルタントする会社で、飲食関係大手のフランチャイズを手がけている会社でした。
講習の内容的には、社員教育とかモチベーションとか、人(社員)が大事という内容がほとんどでした。
感動を与えるサービスを売りにしている焼き鳥屋FCの事例を上げて説明していました。
お客様とサポーターの様な関係を作り!
応援してもらって、鳥インフルエンザの経営危機を乗り切った話の映像をみました。
無料講習だし、なんか勧誘されるんだろな〜と思っていましたが、その日は何もなく帰りました。
案の定・・・・・
後日電話あり、コンサルタント契約の勧誘でした、うちの店の規模だと月に20万だというので、きっぱり断りました。
この時、一つ大きな勉強になったのが。
講師がこうたずねました!
「飲食店で、すごく美味しくって、感じがよくって、また行きたい!と思ったのに、なぜか一回しか行ってないお店ないですか?」
あるな〜〜。あるな〜〜。
「その理由て?家が遠いとか、値段が高いとか、あると思うのですが、まったく理由なく行かない(近所で便利、値段も手頃、従業員も感じいい)お店ないですか?」
あるな〜。
行かない理由はこういうことなんだそう。
「それは、きっかけ!です。」きっかけがないから忘れちゃうんだそうです。
だから、DMやチラシ打つということでした。
繁栄店は「行くきっかけ(理由)を作るのが上手い」らしい。
「きっかけ」を辞書で調べると同義語に、巡り合わせ、原因、動機等がある。
『今月生ビール100円引き!』とか
『このチケットで10%引きとか』とか、割引タイプ
『新メニュー!』とか、『秋のおすすめ、一押し』『入荷、仕入ました!』
目玉商品タイプなどが多いと思います。
期限をつけて、メニューを変えて、何度も何度も目にする広告をよく見ます。
絶対期限が必要というのもきっかけの特徴。
期限がないと、一生行かない(笑)
そうか!きっかけか〜。とその時は思ったけど、調べてみるとこの講習の2.3年後すでにその焼き鳥屋もその他の有名FC店も衰退していて、フランチャイズ本部のスーパーバイザーのブログに、ブランドの賞味期限について書いてあって。
こういうFCブランドの行け行けゴーゴーの時期はは5年。その後は店舗を増やさず経費節約にシフトして行くらしい。
しかし、50年以上のブランド(マクドナルドやケンタッキーとか・・)はどうなってるのか、一部このきっかけが必要なことは間違いないけど........違うな〜。
一時的なブランドはと長期繁栄するブランドは、あきらかな違いがある。
それは、前にブランドについて調べてわかったことと共通する。
やっぱりそうかと理論の裏付けになった。
<私とブランドについて話した友だちなら知ってるでしょう。あれです。
そこはまたこんど書きます。
うちの姉妹店なんか、オープンのチラシ作ってからまったく広告せずに、この7年ずっと満員。完全予約で予約取れないから顧客がうちに流れて来る(笑)
近所のおでん屋も、宣伝まったくしてないのに、私の知る限り10年間満員。
規模小さい店は、宣伝いらないのかも。
まとめ
題名に『繁栄店を作るには「きっかけ」を作れ?』と書いた?は。
正しくは
『長期繁栄店を作るには「行きたくなる理由」が必要』
その中の一つがきっかけなのかもしれない。
結局のとこ、きっかけというテクニックで、短期的に売上を上げる手段だということで、長期繁栄店ブランドを作るにはもっと重要な、そこの店に来る理由、その人から買う理由がいるのです。
それを知らせる行動は、クチコミなのか?広告なのか?DMなのか?sns?ということです。
やっぱりコアコンピタンスとかコアバリューですね。
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※ウィキペより
コア・コンピタンス(Core competence)とは、ある企業の活動分野において「競合他社を 圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」の事を指す。
コアバリュー
ブランドの中心的な、人々の欲求をみたすもの。
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